1973-03-13 第71回国会 衆議院 本会議 第16号
われわれの撤回動議に対して、先ほど予算委員会において総理が答弁をなさいました。あれは一体何ですか。総理はあの場所で言われたことは、この国会冒頭の施政演説の中で言われた抽象的なことを言ったにすぎないのであって、四十日にわたるわれわれの真剣な予算の審議を何と心得ておるか、(拍手)全く誠意のない答弁であったといわざるを得ないのであります。
われわれの撤回動議に対して、先ほど予算委員会において総理が答弁をなさいました。あれは一体何ですか。総理はあの場所で言われたことは、この国会冒頭の施政演説の中で言われた抽象的なことを言ったにすぎないのであって、四十日にわたるわれわれの真剣な予算の審議を何と心得ておるか、(拍手)全く誠意のない答弁であったといわざるを得ないのであります。
ここに、昭和二十三年一月の第二国会において、時の片山内閣は、その補正予算案が与党の一部の反乱によって撤回動議が成立したとき、片山総理はその政治責任を痛感し、憲政の常道に従って厳然として総辞職を決行いたされました。
しかも、それに先立って、もちろん委員会の扱い方といたしましては、すでにあの可決報告書が出されておりますることにつきまして、当然その報告書の撤回動議を出し、全会一致をもって、再びこの農林水産委員会でこの問題を取り上げて審議をするという態度を決定をいたしておったのであります。
われわれはこの問題に対しては、よりきぜんたる態度で政府が善処をすることを要望して参りましたけれども、遺憾ながら今回の法律の提案に至ったことはまことに遺憾でありまして、先ほどの撤回動議を提出をした次第であります。
その一点は、民社党のこの動議を見ますると、表題は、なるほど日本国に対するガリ・エロですね、ガリ・エロの条約を撤回して再交渉しろ、こういう撤回動議になっておりますが、中をよく読んでみますると、実はこれは条約の中身を修正するような形になっているわけであります。
(拍手)かくのごとき重大な違法の疑いが確認されているにもかかわらず、ただいまわが党の撤回動議に対しまして、与党の諸君は、多数の力をもって強引にこれを葬り、これを通過成立をはからんとしておるのでありますが、まことにこれは寒心にたえないゆゆしい問題だと私は思うのであります。およそ民主政治の根本は、国家財政の運営を厳正に、憲法、財政法の規定を厳守して忠実に執行するところにあると思うのであります。
たまたまこの協定が豪州の国会におきまして審議されておったのでございますが、労働組合とか野党あたり、不必要な撤回動議を出しまして、少し紛糾しておった最中でございましたので、向うで十分な接待もできないかもしれない。あるいは失礼にあたるようなことがあってはいけないから、これが一応一段落ついてからということであったのであります。
○山本(幸)委員 僕は、初耳なんですが、もちろん審議に移りましても、撤回動議は提出できるのですが、なろうことなら、やはり審議に移らぬ前に、撤回動議を扱ってもらう方が純理的であり、筋道が立っておる。きょうやるべきである。そんなに時間はかかりゃせぬ。やはり審議に入ってからやるような悪い例を作ってはいかぬと思う。
新聞記者団に発表したところの長官の意見としては、「委員会の通達撤回動議可決は、問題が問題だけに不可解である。例えば、税務署の税金の取立てについて国会がいちいち文句をつけたらどうなるか。また手続としても定足数が欠けてからの採決であるから成立したとは思えない。
○土井委員 採決の場合に、昭和二十七年度一般会計予算補正(第1号)に対する修正案、井出一太郎君外二十二名提出に対する採決は、記名投票によつてこれを行い、爾余の二原案、すなわち特第一号、機第一号の撤回動議の採決等は起立採決によつてこれを行い、特第一号と機第一号の撤回動議が否決されますならば、その両案が一応残りますから、その両案の原案を一括してこれを起立採決によつて行う、こういうような方法に取扱つていただいたらよかろうと
○川島金次君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程になつております一般会計及び特別会計を通じての政府補正予算の原案に反対をいたし、野党三派の提示いたしております一般会計の修正案並びに政府関係機関、特別会計の撤回動議に賛成の意を明らかにしようとするものであります。
すなわち同法の三十五條の前段によるべきであつて本案は国会で審議すべき対象でないということを主張いたしまして、この撤回動議に賛成をしたのでありますが、遺憾ながら与党の多数によつて、これを撤回すべからずと議決されたのであります。しかし今日ただいま政府当局の説明を聞きますところによりますと、われわれが当初主張いたしましたと同じ結果と相なつたことを私は認めるものであります。
こういう見解から、当時衆議院におきまして、本件の撤回動議を提出いたしまして、その提案理由を私説明いたしました。自由党は勇猛果敢にわれわれの動議に対しましては、これを否決したのでございます。
従いまして政府提出の議案につきまして——これは議案であるかどうかも多少の議論の余地はありましても、議案につきまして撤回動議が出て、それが否決後さらに政府から出した案に対して、政府から撤回を申し出た場合に、これを受理してよろしいものであるかどうかというような点について、多少あるいは御議論があると思いますが、一事不再議の関係もあろうかと思います。